STUBBIE Mastering - Blog
先日、マスタリングを担当させていただいた
バンドネオン奏者の早川純さんのレコ発・ライブがあるということで、
『Tango Bar エル・チョクロ』へ行ってきました。
会場は、タンゴファンの方たちで満席でした。
マスタリングの時にも、バンドネオンの音色は聴いていたものの、
生音を聴くのは今回が初めてでした。
会場の部屋鳴りもあるかと思いますが、やはりライブでの音は格別で、
たいへん心地よく豊潤な音色でした。
貴重な機会をありがとうございました!
今回の早川さんのアルバム『Caja Magica – カハ・マヒカ』ですが、
バンドネオンのソロ演奏によるアルバムとなります。
2018年8月12日発売。
早川さん愛用のバンドネオン(年代モノ!)。
写真のように、バンドネオンには、左33個・右38個・
合計71個のスイッチが付いていて、その配列に規則性が無く、
バラバラの配列、さらに、蛇腹を押した時と引いた時で
音階が変わる箇所もあれば、変わらない個所もあるという、
かなり難易度が高すぎる楽器です。
また、バンドネオンは、アコーディオンやコンサーティナとも
まったく別ものの楽器とのことです。
早川さんですが、ソロ活動の他に、「Tango-jack」「ABIERTO」
「HAYAKAWA TERUGGI TRIO」「Tango Azul」など
数多くのユニットを主宰したり、
菊地成孔氏率いるジャズとラテン・ラウンジを融合させた
ストレンジ・オーケストラ「菊地成孔とペペ・トルメン ト・アスカラール」の
メンバーとしても活動されています。
以下の早川さんのHPもぜひチェックしてみてください。
https://www.hayakawajun.com/